窓ガラスフィルム施工 断熱フィルムについて
こんにちは。 KENEI(ケンエー)の菅原です。
久しぶりの更新になります。夏も終わり、これから段々と寒くなってきますが体調管理に気をつけていきたいと思います。
さて、今回は窓に断熱フィルムを貼り付けたときのメリットやデメリットについて、お話したいと思います。
まず第一に、低コストによる窓リフォームができる事です。一般的なお悩みですと、冬に窓からの冷気を抑えたいので断熱効果が欲しいなどの場合は、「2重サッシ」などが挙げられますが価格は、フィルムに比べて3倍~5倍程になります。
当店でも2重サッシのリフォーム施工をすること事があり、効果は実感済みです。また、遮音性や結露の抑制効果も期待できることもあり
予算内であれば、かなり有効な施工といえます。
ただ良いことばかりではなく、実際に施工させて頂いたお客様の声では掃除がしにくかったり、換気が面倒などの不便性があるとの事です。
そして断熱フィルムの効果としましては、「暖房器具による熱を逃がさない」という効果です。注意点としましては、暖房器具の使用を前提とします。ですので、暖房費の節約などの省エネ効果としてよく検討されています。
仕組みとしましてはフィルム内部に金属膜が織り込まれており、熱伝導率が上がり暖気を逃げにくくします。見た目も他の透明系フィルムとは違い、光の反射具合によってはほんのり金色がかって見えます。
窓に断熱フィルムを貼ることにより、暖房器具によって暖められた空気を窓から逃がさないイメージです。
よく混同されがちですが、断熱フィルムを貼っただけでは暖かくなるなどの効果は表れません。そして、よくお客様から「どのくらいの省エネ効果が期待できるのか?」と聞かれる事が多々ありますが、一般家庭による省エネ試算は出すことが難しいです。理由としましては、窓の枚数や敷地がある程度ないと、いい結果を得られないことがあります。なので、商業施設や工場などの大規模な案件の場合にお出しすることが多いです。
では、一般家庭には効果ないのかと思われますが決してそうではありません。製品カタログにも、「熱貫流率」で断熱効果を表しています。熱貫流率は簡潔に申しますと、数値が低ければ結露しにくいガラスになります。
窓ガラスの結露は、窓際の空気が露点よりも冷たいガラスに触れることで起きる現象です。以前、施工させて頂いた物件でリビングに大きな掃き出し窓に断熱フィルムを施工したことがあります。しかし、サイズが大きすぎたため1枚で貼ることができず、右半分だけ貼り、後日に左半分を施工しました。
するとお客様からフィルムを貼った方のみ全く結露がなかったそうで、大変喜ばれた事がありました。
このように結露が出なかったということは、ガラスが冷えない、つまり断熱効果があると考えています。結露やガラスからの冷えにお悩みの方は一度ご検討頂ければと思います。
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