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フィルムの剥がし方!応用編

こんにちは。KENEI(ケンエー)の菅原です。

 

前回お話しした「フィルムの剥がし方」の応用編になります。

10年以上、劣化年数が経っている場合や粘着剤が硬くなりやすい、冬季などは中々剥がす事は難しいです。

 

そういう場合にどうするかと申しますと、フィルムを「蒸らす」ことです。

フィルムを蒸らす事により、糊がふやけて途端に剥がしやすくなる場合があります。

 

まず、最初に行うことは養生です。

 

養生とは、周りを汚さないようビニールやシートなどで保護します。

主に使われる「マスカー」と呼ばれる、粘着テープとビニールが一体になっているモノで大変便利です。     

ビニールの長さは様々あり、(主に1100mm、1800mm)良く使いますが、剥がす窓の大きさで選んでみてください。

この「マスカー」を使ってフィルムを蒸らしていきます。

 

工法はシンプルでまずガラス全面に、中性洗剤入りスプレーをたっぷりと噴霧します。

 

次にマスカーを使って、上から被せます。

こうする事により洗剤が乾きにくくし、フィルムに洗剤を染み込ませます。

夏場など気温がある場合は、洗剤が乾きやすくなるためビニールをめくって再度スプレーします。

ポイントしましては、冬季などの場合は、エアコンや暖房器具でお部屋を温めるとより効果的です。※ストーブなどは、ビニールが溶けたりと火事の原因となるため使用には充分注意して下さい。

また、放置時間も長いとより蒸らされるので

時間をおきます。(半日程度)

 

放置したのち、ビニールを少しめくりフィルムが水分を含んだ状態になりましたら大丈夫です。

後は、洗剤をスプレーしながらスクレーパーなどで剥がしていきます。

※詳しい剥がし方は、末尾に貼ってあります

 

以上になりますが、ステッカーやシールなども同様にキレイに剥がす事が可能です。

マスカーの代わりにラップで代用でき、ドライヤーで温めて蒸らせば剥がせます。

 

ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

 

劣化したフィルム!剥がし方は?

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