フィルムの種類
こんにちは。KENEI(ケンエー)の菅原です。
今回はフィルムの種類を特徴別にご紹介したいと思います。
まずは、基本的なフィルムの性能をご紹介します。
フィルムの基本性能
すべてのフィルムに飛散防止と99%UVカットが付いています!
飛散防止

台風などの飛来物や地震による建物の揺れによって、割れたガラスの飛び散りによる怪我を防止します。
99%UVカット

ガラスからの紫外線を99%カットすることにより、お肌はもちろん大切な家具までの日焼けや色褪せから守ります。
上記2つは基本性能に含まれているため、ここからがフィルムの種類となります。
飛散防止フィルム(防災フィルム)

通常の飛散防止フィルムの厚みが50μm(ミクロン)に対し、防災フィルムは100μm以上のフィルムになります。単純に厚みが増せばガラス自体の強度に繋がるため、状況に応じて選定します。大抵のものが透明なフィルムになります。
防犯フィルム

防犯フィルムは、更に分厚く350μm以上あります。中でも国土交通省や警察庁に目録しているCPマーク付きはより高い防犯効果を期待できます。くわしくはこちら↓
遮熱フィルム(暑さ対策)

暑さの原因は赤外線や太陽光によるものです。遮熱フィルムを貼ることにより暑さを大幅に軽減してくれます。
主に3種類ございます。
•透明遮熱

景観や見た目を変えずに遮熱したい方におすすめです。
•ミラー遮熱

高い遮熱効果と、マジックミラー効果で目隠しもしたい方におすすめです。
•スモーク系遮熱
車のリアガラスのイメージになります。
暑さや眩しさ、見えづらくしたいなどにおすすめです。
遮断熱フィルム(寒さ対策)

断熱フィルムは暖房器具による暖かい空気をガラスから逃げるのを防ぐ事により、寒さを軽減し省エネに貢献します。
また、ガラスの冷えによる結露でお悩みな方にもお勧めです。
透明系とミラー系がございます。透明系でも金属膜を含んでいるため、少し金色がかったように見える事があります。
すりガラスフィルム(眩しさ、目隠し対策)

すりガラスフィルムはプライバシー確保はもちろん眩しさ軽減や、彩光の調整ができるのが特徴です。濃淡の種類も多く、濃いものになりますと半透明なホワイトになります。↓

半透明ホワイト
デザインフィルム

デザインフィルムは、意匠性を重視したフィルムになります。
目隠し効果とお部屋の模様替えにお勧めとなっております。
グラデーションフィルム

グラデーションフィルムは、ある方向に見えづらくなるフィルムです。
逆さまにしたりカットをすれば、目隠ししたい箇所を自由に調整できるため、汎用性があります。
中でもオフィスや店舗に選ばれることが多いです。
その他フィルム
•防虫フィルム
•抗ウィルスフィルム
•反射低減フィルム
•ホワイトボードフィルム
まとめ
ざっと説明しましたが、フィルムメーカーも様々あり各フィルムの中でも細かく種類がありますので、ガラスによるお悩みがあれば是非ご相談ください。
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